「楽しまなきゃダメだよ」
2月に行ったコザ「レイラ」で満席となったライブ会場には
いろんな方がいらしていました。
琉球新報文化部の宮城隆尋記者も来てくださり
ライブの模様が今日(2月28日付)のエンタメ欄に掲載されました。
世の中では毎夜いろんなライブが行われているというに
わざわざ私たちを選び、しかも紹介してもらったことに感謝です。
新聞というのは、同時期に起きたいろんな事件を
輪切りにして掲載されるものです。
同じ紙面上には、シリアの民衆弾圧・大量殺人をはじめ
基地の「辺野古移設ありき」で知事を訪れる野田首相
沖縄やアジアの歴史に対する、ありとあらゆる改ざんなど
私たちの小さな活動など吹き飛んでしまうほど
考え、悩み、行動すべきことがたくさん載っています。
私たちがこの時代のこの日に載ったということについて
自分たちなりに意味づけしていくことになるでしょう。
この記事に載ったコザライブを終えた夜、
オーナーの与座聡さんが僕らに何度も言い続けていました。
どのバンドも売れてくると、活動が義務みたいになっていく。
そうなったらそのバンドはどんどん落ちていくんだよ。
まず、自分たちが楽しまなきゃ、人を楽しませることはできない、と。
私たちは幸せです。
なぜなら、練習が楽しくて仕方がない。練習日が待ち遠しい。
本番が決まったときもうれしい。やっている間も楽しい。
初心忘るべからずの「初心」状態にあるのです、まだ。
このまま続けていきたい、本当に、そう思います。
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